着払いと代引きの違いは?支払うお金と受け取り方をやさしく解説

届いた2つの荷物を前に、受け取り方を考える人のイメージ 暮らし・サービス

着払いは、受け取る人が荷物の送料を支払う方法です。
代引きは「代金引換」の略で、荷物と引き換えに商品代金などの請求額を支払う方法です。

受取時にお金を渡す場面は似ていますが、何の費用を払うかが違います。

たとえば、知人に忘れ物を着払いで送ってもらう場合は送料を払います。
ネットショップで商品を代引き注文した場合は、店から案内された代金引換額を払って受け取ります。
代引金額には、商品代金のほかに送料や手数料が含まれることもあります。

着払いと代引きは、何のお金を支払う?

比べる点着払い代引き
支払うもの荷物の運賃・料金。サービスにより着払手数料が加わる商品代金を含む、送り主が指定した請求額
仕組み受取人が配送業者へ送料を支払う配送業者が代金を回収し、送り主の指定口座などへ送金する
よく使う場面忘れ物を送る、合意した条件で商品を返送する通販の商品代金を受取時に支払う
受取時に支払う費用の違い

着払いで届いた荷物では、中の品物の代金は、支払い済みの場合も、贈り物のように請求がない場合もあります。
着払いという表示は、送料の支払いを受取側で行うという案内です。

代引きでは、配送業者が販売者に代わって代金を預かります。
窓口になるのは配達員でも、お金の中には販売者へ渡す商品代金が含まれます。
受け取りに備えるときは、送り状や注文履歴の「代金引換額」を見ます。

荷物のそばで電卓を使い、支払う金額を確認する人のイメージ
商品代金・送料・手数料を明細と照合する場面のイメージです。

3,000円の商品を買ったら、いくら用意する?

商品代金3,000円、送料500円、代引き手数料300円を、すべて受取時の請求額に含める注文なら、用意するのは3,800円です。
これは仕組みを説明する仮の計算例で、特定の配送会社の料金ではありません。

送料は品物を運ぶ費用、代引き手数料は代金を回収する仕組みの利用費用です。
販売者が送料や手数料を負担する注文もあるため、購入時の明細で、商品代金・送料・手数料のうち、受取時の請求額に含まれるものを確認します。

「送料無料」という表示がある注文では、代引き手数料の欄も見ます。
届け先の地域や荷物の大きさで料金が変わる場合は、自分の注文に適用された金額が基準です。
商品ページの価格だけでなく、注文確定時の合計と発送案内を照合すると、受取時に払う額が分かります。

商品代金をすでに支払い、送料500円だけを着払いにした注文なら、受取時に払うのはその送料です。
「商品は支払い済み」「送料は受取時」と費用を分けて考えると、追加の請求が何を指すか整理できます。

日本郵便では、ゆうパックの着払手数料は無料ですが、ゆうメールなどでは手数料が加わります。
着払いの費用も使う配送サービスに合わせて確認します。

元払い・前払い・後払いは、どこが違う?

元払いは、送り主側が配送業者へ送料を支払う扱いです。
着払いと元払いは、送料の支払い側を比べる言葉です。
ネットショップが送料込みの販売価格を設定し、元払いで発送することもあります。
購入者の明細にある送料の負担と、配送業者への支払いの扱いを分けて読むと分かりやすくなります。

前払い・代引き・後払いは、商品代金を払う時期に関わります。
前払いは商品が届く前、代引きは荷物との引き換え時、後払いは受け取ったあとです。
前払いで商品代金を済ませても、送料が着払いなら受取時に送料を払います。
後払いで元払いの荷物なら、届いた瞬間の支払いをせず、後日案内された方法で商品代金を払う形があります。

送料と商品代金をどちらも受取時に払いたい場合は、送り主に「受取時の請求額に送料を含めるのか、別に請求するのか」を確認します。
送り状で指定できる内容や契約は配送サービスごとに異なるため、発送する人はそのサービスの条件を確かめて手配します。

荷物を受け取るときにカードを決済端末へかざす場面のイメージ
決済方法を説明するイメージです。使えるカードや支払方法は、配送サービスとその荷物の案内で確認します。

カードやスマホ決済は使える?

受取時に使える支払方法は、配送会社、サービス、送り主の指定で変わります。
確認するのは「着払いか代引きか」に加えて、その荷物の決済方法です。

佐川急便の個人向け案内では、着払いに現金・クレジットカード(デビットカード)・QRコード決済を利用できます。
代引きのe-コレクトも複数の方法に対応しますが、送り主が現金決済のみを指定した荷物や、電波状況で端末が使えない場合には現金払いになります。

ヤマト運輸の宅急便コレクトでは、現金のほかにカードや電子マネーなどの方法が案内されています。
利用できる方法やブランドは通販サイトの取扱いで変わるため、注文した店の決済案内を確認します。
カードについては、現在の公式FAQでタッチ決済のみと案内されています。

カード・電子マネー・QRコード決済は、対応の範囲がそれぞれ異なります。
使いたいものの名称を確かめ、受取場所を変える場合は、その場所でも利用できるか配送会社へ確認します。
家族に受け取りを頼むときは、金額と使える支払方法を一緒に伝えておきます。

届いた荷物について電話で相談する人のイメージ
商品や返送について販売者へ相談する場面のイメージです。

支払額が違う・受け取れないときは?

受取時の金額が注文の案内と違う場合は、注文番号、商品名、発送案内の請求額を用意して販売者へ確認します。
注文した覚えのない荷物も、差出人と注文履歴を照合してから対応します。
明細と支払いの控えは、確認が終わるまで残しておきます。

不在や支払い準備の都合でその場で受け取れない場合は、不在連絡票や配送会社の案内に沿って再配達を手配します。
保管期限や指定できる日時・場所はサービスによって違うため、届いた案内で確認します。
代引きでは保管期限を過ぎるなどの条件で送り主へ返送されることがあり、日程が合わないと分かった時点で販売者にも連絡します。

注文を取り消したい場合や商品が違う場合は、販売者に事情を伝え、返品の可否・期限・返送先・送料負担・返金方法を確認します。
荷物を返送する処理と、購入の取り消しや返金の処理は、それぞれ必要です。
代引きで支払った代金の返金も、販売者の案内に沿って進めます。
商品の状態を写真に残し、外箱・付属品・納品書も手続きが終わるまで保管します。

返品を着払いで送るときは、相手が送料を負担することに合意してから発送します。
返品理由による送料の扱いは販売者と確認し、指定された配送方法を使います。

個人で送るなら、申し込みと送金の条件も確認する

忘れ物などを着払いで送る場合は、受取人と送料負担について合意し、荷物の種類・サイズ・重さ・受付場所に対応する送り方を選びます。
売買代金の回収も頼む場合は、代金引換サービスの利用条件を調べます。

たとえば日本郵便の代金引換では、差出時に原則として送金先の口座名義・番号を示す資料などを提示し、指定のラベルを使います。
佐川急便のe-コレクトは事前の加盟店登録と審査が必要です。
こうした手続きはサービスごとに決まっているので、個人が申し込めるか、どこから発送できるかを確認します。

送料に加えて、代引きの取扱手数料や送金費用も見積もります。
販売代金が自分の口座へ入る時期、手数料を差し引いた入金額、引換金額の上限、取扱品目・地域も確認すると、相手に請求する額と手元に残る額を整理できます。
フリマアプリの売上金受け取りを使う場合は、そのアプリの決済・配送ルールに従います。

まとめ

着払いは送料、代引きは商品代金を含む請求額を、受取時に支払う仕組みです。
荷物が届く前に、自分の注文で「何の費用を、いくら、どの方法で払うか」を確認しておけば、受け取る人にも具体的に伝えられます。

参考資料

情報確認日:2026年10月17日。
費用の区分と利用条件は、次の公式資料で確認しました。